1962年(昭和37年)スーダラ雛
スーダラ節は、青島幸男作詞、萩原哲晶作曲の大ヒット曲。
この曲を歌った植木等は、爆発的な人気を獲得しました。
この大ヒットを受けて映画が製作されるほどでした。
「スーダラ」は植木さんの口癖だったようです。
これを、作詞者の青島さんが歌詞に取り入れました。
また、植木さんは、この歌などによって、無責任なイメージがつきましたが、ご本人はとても真面目な方だったようです。
1960年代の日本は、高度経済成長の真っ只中にありました。
日本人の特徴として、「勤勉」「個より集団を重んじる」などが重視された時期でもあり、そのような時期だからこそ、一生懸命働いているサラリーマンたちの心をとらえたのが、このスーダラ節でした。
「わかっちゃいるけどやめられない」という歌詞がスーダラ節にあります。
「勤勉」「個より集団を重んじる」が日本人の特性というのも確かにあるかもしれませんが、「わかっちゃいるけどやめられない」も、日本人のおちゃめな一面かもしれませんね。
わかっちゃいるけどやめられないことって意外と誰にもありますよね!
もうすぐ12月です。12月は忘年会・クリスマスなどイベントの多い月なので、あっという間に過ぎますから、気づいたら新年になっているかもしれません…。
来年度の変わり雛の発表ももうすぐです。
それでは今日はこのあたりで。