1978年(昭和53年)円高雛
こんにちは!
今日は円高雛を紹介したいと思います。
その前にお知らせがあります。
真多呂人形が『 海外サイト【英語版】 』を開設いたしました。
ぜひ一度ご覧になってください。兜の各部の解説など、日本語版にはないページが追加されております。
1978年時の円高の要因について
1978年10月、円は国際収支の大幅黒字で175円の高値をつけました。
輸入品価格や海外旅行は恩恵を受けました。
この時の円高の要因として、国際収支の黒字のほかに、国内の企業の積極的な省エネルギー投資により、省力化・合理化を進め競争力が上がったという点が挙げられます。
また、これ以後先進諸国の日本に対する批判が高まり、日本製品に対する輸入規制が行われる一方、農産物などについて日本市場の開放を迫られるなど、国際的な圧力を受けることになりました。
さらに円レートの高騰は、国内輸出業者の経営悪化を招きました。
最後に、円高・円安それぞれの特徴を述べて今日は終わりにします。
円高の特徴…輸入品の値下がり。海外旅行で安く買い物が出来る。
円安の特徴…輸出企業の売上増加。輸入品の値段が上がる。