菖蒲?アヤメ?カキツバタ?

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端午の節句や菖蒲湯でおなじみの植物と言えば、菖蒲(ショウブ)です。

この菖蒲という漢字、アヤメとも読みますが、これは昔、菖蒲をアヤメと呼んでいたからです。

更に、私たちが菖蒲と言われて思い浮かべる紫の花は、菖蒲ではなく、アヤメ科の花菖蒲。こちらは菖蒲湯には使われません。

見た目も名前も似ていてややこしいので、表にしてまとめてみました。


(1)菖蒲
(ショウブ)
Acorus calamus1 ショウブ科
またはサトイモ科
菖蒲湯に使われる。花は地味。昔は「アヤメ」と呼ばれていた。
(2)花菖蒲
(ハナショウブ)
Iris ensata cv kumoinogan アヤメ科 菖蒲と言うと、一般的に花菖蒲を指す事が多い。
(3)菖蒲
(アヤメ)
W ayame2041 アヤメ科 (1)菖蒲が「あやめ」と呼ばれていた頃は、(3)菖蒲は「はなあやめ」と呼ばれていた。
(4)杜若
(カキツバタ)
Kakitsubata アヤメ科 「いずれがアヤメかカキツバタ」という言葉があるように、アヤメに似ている。
※画像はWikipediaより。クリックするとWikipediaにジャンプします。
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