ボリュームのある男雛と女雛
あどけないお顔、微笑んでいるかのような目元・口元…、実に幸せそうな表情をした、見る人まで笑顔にする親王飾り『弥生雛』です。
優しい色合いに花柄の映える華やかな衣装を着て、さり気なく花柄の入った親王台に座っている男雛と女雛。
二人の衣裳には金の糸を使用しているため、繊細で美しく、高級感と存在感を高めています。
金糸の衣裳に合わせ、背後にあるお屏風には、細い金線が幾重にも走る細やかな模様が入った和紙を用いました。
飾り台は木目を活かした黒塗りで、木のぬくもりと優しさが、幸せそうな二人の表情にマッチしています。ぼんぼりもピンクの花柄で、可愛らしい二人にぴったり。
しっかり模様が描き込まれた金蒔絵のお道具が、お人形の華やかさをいっそう引き立たせます。
間口65cmの大きさで存在感も十分ながら、優しい色合いのため、圧迫感を感じさせない親王飾り。
洋間にもよく似合います。