花園のような可憐な衣裳の親王飾り
衣裳に華やかな模様と色とりどりの重ねを施した、花園のような親王飾り、その名も『花園雛』です。
男雛の衣裳は薄い青紫色、女雛は優しいピンク色と、柔らかいパステルカラーで統一しました。
優しく明るい正絹の衣裳が、男雛と女雛の穏やかな表情にマッチして、とても可憐な印象を醸し出しています。
味わい深い木目をそのまま活かした飾り台とお屏風が、さらに「花園」のような雰囲気を高め、二人を引き立てます。
飾り台や親王台には畳を使用することで現代風になり、洋室にも和室にもマッチします。
燭台と貝桶も黒ではなく茶塗りにし、柔らかい雰囲気に溶け込むように配慮しました。
なんとも優美で桃の節句にふさわしい情緒が漂います。