桃太郎?金太郎?種類別五月人形

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五月人形と言えば、鎧飾り、兜飾り、武者人形の3つが代表的です。
その中で、武者人形と言うと、どんなお人形を思い浮かべるでしょうか。

まさかり担いだ金太郎に、桃から生まれた桃太郎、陣を組んだような大将飾り…。
一口に武者人形と言っても、その種類は多種多様です。

本日は、真多呂人形の中で代表的な五月人形を、種類別(お話別?)に取り上げてみたいと思います。


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2011年新作五月人形 鎧飾り(源氏八領)

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三分の一 膝丸鎧飾り

武家の統領として名高い源氏の一族には、代々伝えられる8つの鎧があったという伝説が残っています。
この8つの鎧は「源氏八領」と呼ばれ、現在は「楯無(たてなし)」と呼ばれる鎧のみが唯一現存しています。

源氏八領の一領である、この「膝丸」は、牛千頭の膝の皮を集めて作ったとされる鎧兜で、平治の乱では、源義朝(みなもとのよしとも)が着用したといわれています。


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2011年新作五月人形 鎧飾り(源氏八領)

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三分の一 八竜鎧飾り

武家の統領として名高い源氏の一族には、代々伝えられる8つの鎧があったという伝説が残っています。
この8つの鎧は「源氏八領」と呼ばれ、現在は「楯無(たてなし)」と呼ばれる鎧のみが唯一現存しています。

伝承される源氏八領の一領である、この「八竜」は、源為義(みなもとのためよし)の八男、源為朝(みなもとのためとも)に与えられ、平治の乱では、源義朝(みなもとのよしとも)の長男義平(よしひら)が着用したと言われております。


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2011年新作五月人形 鎧飾り

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三分の一 篭手脛当付鎧飾りセット

五月人形として飾られる鎧兜の多くは「奉納鎧」です。

「奉納鎧」とは、戦国武将たちが志の叶った時に、神様へのお礼として神社に奉納した鎧のこと。

あくまで「お礼の為の鎧」なので、「戦うための鎧」に付属している篭手や脛など、肌に密着する部分は奉納されません。

一方、この「篭手脛当付鎧飾りセット」は、「戦うための鎧」を甲冑師・加藤一冑が現代に蘇らせた作品です。


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2011年新作五月人形「市松人形 翔」

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市松人形 翔

言わずと知れた日本人形を代表する市松人形ですが、その名前を耳にすると、女の子の人形を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

市松人形とは、やまと人形の別称と言われており、女の子は振り袖を、男の子は羽織袴の正装をしている男女ペアのお人形です。


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2011年新作五月人形「市松人形 駿」

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市松人形 駿

言わずと知れた日本人形を代表する市松人形ですが、その名前を耳にすると、女の子の人形を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

市松人形とは、やまと人形の別称と言われており、女の子は振り袖を、男の子は羽織袴の正装をしている男女ペアのお人形です。


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2011年新作五月人形「鐘馗」

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四方八方から伸びる長い髪を蓄え、唐冠に刀剣を持ち、何かを睨みつけている表情に、「五月人形なのか」と首をかしげる方もいらっしゃるかもしれません。

このお人形は鍾馗(しょうき)という、中国の民間伝承に伝わる神様です。

唐の6代皇帝である玄宗は、当時病に伏していた際に夢の中で鍾馗に出会い、病気を治してくれたという故事から、疫鬼(えきき)を追い払う神として信じられています。


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2011年新作五月人形「引上げ」

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引上げ

毎年、真多呂人形で人気スタイルの五月人形と言えば、鯉のぼりを男の子が天高く引き上げる様子を表現した【引上げ】シリーズです。

端午の節句の風物詩の一つ、と言えば、「鯉のぼり」です。
しかし、昨今の住宅事情などで、実際に鯉のぼりを上げることが難しいご家庭も増えています。

一方で、お子さまの為に、できれば鯉のぼりを上げたいと思われる親御さんや祖父母様も多いとか。


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