武者人形『引上げ』

20100407_01.jpg

真多呂人形の中でも一番人気の高い五月人形が、鯉のぼりを引いた『引上げ』人形タイプです。

鯉のぼりは「男の子が産まれました。見守ってください」と天へ知らせるために掲げたと言われています。
が、最近では住宅事情も相まって、鯉のぼりを見かけることも少なくなってきました。
実際に鯉のぼりを掲げることが難しいなら、代わりに引き上げてもらいましょう。

真多呂作『引上げ人形』シリーズ。
お子様の元気な成長を祈念して、武者人形が威勢良く鯉のぼりを引き上げます。


武者人形『引上げ』

昔なつかしい綿の鯉のぼりを引き上げる武者人形のお飾りです。

健康で頼もしい男の子への成長を祈って、手足と顔は、胡粉(ごふん;貝殻を細かく砕いた塗料)で褐色に染めました。
柱の頂上には、竹で編んだかごに金箔を貼り付けた回転球をさしこんでいます。

“武者人形『引上げ』” の続きを読む

昨年度五月人形人気ランキング!

五月人形と一口に言っても、その種類は様々。
今日は、昨年度(2009年)に真多呂人形インターネットサイトで最も売れた、五月人形のランキングをご紹介いたします!
五月人形選びにお悩みの方は、参考になさってみて下さいね。

【一位】引上げ(本金)

20100406_02.jpg

定番の「引上げ」人形が、堂々一位にランクイン!

鯉のぼりを飾りたいけれど、どうしても飾るスペースがないという方にも人気なのが、お人形と鯉のぼりが一緒になったタイプの五月人形です。

直垂(ひたたれ;鎧の下に着る服)を身にまとったお人形が、元気よく鯉のぼりを引き上げるこのお人形。いつでも定番として、変わらぬ人気を誇っています。

衣装には本金を織り込み、気品あふれる姿を演出しました。柱の頂上には、竹で編んだかごに金箔を貼り付けた回転球をさしこんでいます。

“昨年度五月人形人気ランキング!” の続きを読む

鎧飾り『三分の一 赤糸長鍬型鎧飾りセット』

20100406_01.jpg

今回ご紹介するのは、甲冑師による迫力の鎧です!
圧倒的な存在感、丹念に作りこまれた美しい仕上がりは、圧巻の一言です。

鎧飾り『三分の一 赤糸長鍬型鎧飾りセット』

端午の節句の飾りといえば、やはり鎧兜。
そんな方にお勧めしたい、大迫力の一級品です。

数多くの作品を生み出す加藤一冑の作品の中でも珍しく、籠手(こて)・脛当(すねあて)つきの鎧兜セットです。南北朝時代の鎧兜をモデルとして丹念に作りこまれています。

鎧兜は、戦の時に命を守る事から転じて、子供が無事成長するよう端午の節句に飾られるようになったもの。
鎧に兜、籠手に脛当と、防具が揃ったこのセットは、お子様の成長をバッチリ見守ってくれるような気がしませんか?

“鎧飾り『三分の一 赤糸長鍬型鎧飾りセット』” の続きを読む

兜飾り『五分の一 獅噛(しがみ)兜飾りセット』

20100405_01.jpg

今回ご紹介するのは、小さいサイズの中に技巧が光る、甲冑師・加藤一冑による、「五分の一 獅噛兜飾り」です。コンパクトさと本格さが融合した、細かい作りの一級品ですよ。

兜飾り『五分の一 獅噛兜飾りセット』

加藤一冑の正式なつくりの兜の中で、最も小さい兜の飾りです。
源義家の兜を再現したものになっています。

源義家は平安時代後期の武士で、室町幕府を開く足利尊氏や、鎌倉幕府を開く源頼朝の祖先にあたります。
「天下第一の武士」と呼ばれ、諸国の百姓が競って田畑を寄進したという、人望の厚い武士でした。
あまりに義家への寄進が多いので、朝廷が禁止したほどです。

そんな義家にあやかり、周りの人に好かれ、愛される子に育ってほしいという願いもこめられています。

“兜飾り『五分の一 獅噛(しがみ)兜飾りセット』” の続きを読む

武者人形『遊(ケース付)』

20100402_03.jpg

今回ご紹介するのは、でんでん太鼓を振り上げた姿がたまらなく愛らしい、小さな五月人形「遊」です。犬張子を前に、でんでん太鼓を掲げるバンザイ姿が、心なごませます。

武者人形『遊(ケース付)』

空をも掴まんとばかりに両手を振り上げた姿が愛らしい、男の子のお人形です。
子ども特有のむちむちした体をしっかり表現してあり、見ていると思わず触れたくなります。

男の子の目の前にあるのは犬張子(いぬはりこ)で、安産や子育てのお守りとして古くから愛されてきました。
犬張子のお守りに守られて、男の子が元気に育っていく様子が目に浮かぶような飾りです。

振り上げているでんでん太鼓ですが、こちらも安産や子育てのお守りとして、お宮参りでもおなじみです。また、音で厄を払う魔除けとして、昔から縁起物とされてきました。

“武者人形『遊(ケース付)』” の続きを読む

武者人形『凛』

20100402_02.jpg

皆さんも大河ドラマなどで、こんな風景を見た事があるのではないでしょうか?

本日は、勇ましくも愛らしい、そしてちょっと変わったセットの大将飾りをご紹介いたします。
かわいらしくも凛とした強さを秘めた大将飾りですよ。

武者人形『凛』

旗とかがり火を脇に、陣を構えた五月人形。
その名のとおり、かわいらしくも「凛」とした強さを秘めた大将飾りです。

屋外に張った陣にどしっと構え、今にも出陣しようとしている場面を表しています。可愛らしいお顔ながら、兜を被り、鎧を着た貫禄の姿は、本物の大将のよう。

屏風と旗は二引きの柄で統一してあり、シンプルながら引き締まった雰囲気を醸し出しています。
陣の雰囲気を演出するかがり火も付いています。

“武者人形『凛』” の続きを読む

武者人形『大望(ケース付)』

20100402_01.jpg

こんにちは!
今日は、鯉のぼりもお人形も一緒に飾れる、人気タイプの五月人形をご紹介いたします。

武者人形『大望(ケース付)』

鯉のぼりを飾りたいけれど、どうしても飾るスペースがないという方にもお勧めなのが、お人形と鯉のぼりが一緒になったタイプの五月人形です。

近年、住宅事情もあいまって、特に都心部などを中心として、鯉のぼりの姿を見かける事が激変しました。
しかし、天を悠々と泳ぐ鯉のぼりの姿は、力強くもあり心和ませるものでもあり…。男の子の強く健やかな成長を願う、端午の節句にふさわしい、素敵な風景だと思いませんか。

人々のそんな思いもあってか、鯉のぼりとお人形が並ぶタイプの五月人形は、真多呂人形インターネットサイトでも、一番人気のあるタイプなんですよ。

“武者人形『大望(ケース付)』” の続きを読む

五月人形の飾り方「鎧兜」

20100401_01s.jpg

今日は、五月人形「鎧兜」の飾り方をご紹介いたします!
(画像クリックで拡大します)

とは言っても、雛人形ほど小物もなく、人数も少ないため、非常に簡単!

迷う点は、「弓太刀の並べ方は、どっちが右だったかな?左だったかな?」くらいではないでしょうか。


では、弓太刀の並べ方です。自分から見て、

  • 右側…太刀
  • 左側…弓

です。簡単ですね♪
「兜飾り」の場合も、並べ方は同様です。

「これじゃ物足りない…」という凝り性の方には、スタッフ&カメラマンが写真撮影時にしっかり!きっちり!並べている方法を、さらにご紹介いたします。

“五月人形の飾り方「鎧兜」” の続きを読む