2008年(平成20年)異常気象雛
連日の猛暑、ゲリラ豪雨と、異常気象に見舞われた日本列島。
バックボードに描いたのは、風、雨、灼熱の太陽といった気候異変のイメージ。
地球環境の変化を肌で感じる一年となりました。
この変わり雛は、猛暑に参った様子のサラリーマンと、強風で身動きの取れない女性です。
こんにちは!
日増しに寒さが身にしみるようになりました。
さて、本日は、知っていると役に立つお話、“お雛様の修理・メンテナンス”についてです。
「お雛様を飾ろうといざ出してみると、壊れていた!」
このように、飾る直前になって、修理が必要だと気付かれるお客さまが大半です。
雛人形の修理は、年明けから大変混み合います。
そのため、壊れたまま、お飾りいただき、3月3日を過ぎてから修理に出される方も・・・
雛人形のチェックは年内のうちに!
早めの確認をおすすめいたします。
真多呂人形の修理についてはこちらをご覧くださいませ。
真多呂人形に、「木目込み人形作成キット」が新登場!
初心者の方でも無理なく制作できる木目込み人形キットを厳選しました。
どの木目込み人形キットも、わかりやすい写真つきのテキストで、丁寧に制作の手順を説明しています。
木目込み人形の制作は、
1)ボディを磨き、鮮やかな布を溝に押し込む。(布を押し込んでいく作業が「木目込み」)
2)そして、最後に頭をつける。
これで、完成です。
ご自宅で飾るのもよいですし、贈り物にしても喜ばれています。
奥深い伝統芸能の世界に触れ、木目込み人形作りの楽しさを感じていただきたいと思います。
本日は4月16日、子供の日まであと19日。
カウントダウン開始です。
さて、本日は、鯉のぼりの起源についてご紹介します。
鯉のぼりは男の子の誕生を祝う行事として、江戸時代の武家に始まったそうです。
天高く、天高く、鯉のぼりを掲げることで、
「うちに元気な男の子が生まれましたよー。ありがとうございまーす。」
とお天道様にお礼を言ったそうです。
武家から始まったこの行事も、次第に町民にも広まり、やがて庶民の行事として定着しました。
いよいよ端午の節句まで残すところ3週間となりました。
お飾りの準備はお済みでしょうか?
今日は、真多呂人形2008年新作の中から、武者人形「金太郎」をご紹介します。
この金太郎人形、会社のスタッフには、『欲張りキンタ』のニックネームで愛されています。
通常、金太郎人形といえば、
まさかりをかついでいるか、
兜を抱えているか、
鯉を抱えているか、
のいずれかです。
五月人形のコーナーに新作が五点加わり、合計二十三点の節句人形が勢ぞろい。
中でも注目は、名将 伊達政宗の兜飾りセット。
今までは、あらゆる時代を通してもっとも意匠が華やかとの理由から、平安時代の武具をモチーフに、節句用の兜・鎧をお届けして参りました。
が、「ぜひ伊達政宗公の兜を」との根強いリクエストを幾度も受け、この度、甲冑師加藤一冑作の伊達政宗兜飾りセットをリリースさせていただくことになりました!
工程も仕様も本物そっくりそのままに、サイズだけ四分の一に縮めた、一冑ならではの本格的な兜飾りセット。
文武両道の鑑として今もたくさんの人に愛されている独眼竜正宗にあやかり、お子様の元気なご成長を真多呂スタッフ一同祈念いたします!
ついに桜が咲き始めましたね。
いよいよ春です。
東京では、今週末が八分咲きで見頃とのこと。
京都は来週末あたりが満開の予想です。
日本気象協会3月18日発表のデータによると、東北地方では平年よりも早い所が多い見込みだそうで、東北の桜三大名所の開花日は、北上4月18日、弘前4月19日、角館4月22日との予想です。
ちなみに満開は、開花日から1週間〜10日後です。
花見の準備はよろしいですか?
さてさて、花見のシーズンが過ぎると、いよいよ端午の節句への秒読み開始です。
よく、「お雛様をしまうのが遅れると、お嫁に行くのが遅れる」と心配されますが、実は根拠のない事です。
「雛人形をいつまでも飾っておくのはだらしがない」という戒めのために言われ始めたのではないかと考えられています。
なので、迷信に惑わされずに、よく晴れた空気の乾いた日を選んで片付けるようにしてください。ジメジメした雨の日などは、雛人形のホコリを払う際、かえってホコリをお人形にすり付けるような結果になってしまいます。
ただ、出しっぱなしにしておくとお雛様が痛むことや、季節の節目という意味を考えると、3月中旬までには片付けたいところ。
旧暦でひな祭りを祝う地方や、旧暦3月3日まで飾っておく地方もありますので、風習を調べてみることをオススメします。
リンゴの唄は、戦後初めて企画制作された映画『そよ風』の中で、並木路子さんによって歌われました。
進駐軍の検閲第1号のレコードとして翌年1月に発売。
戦災に打ちひしがれた人々にさわやかな希望を与え、年内に12万5千枚を売り上げる大ヒットとなりました。
その後時を経て、阪神・淡路大震災後、被災地に訪れた並木さんにより震災に遭われた人々の心を癒すためこの唄が披露されました。
並木さんは2001年にお亡くなりになりましたが、多くの人々を元気づけたリンゴの唄は人々の記憶の中にずっと残っていくでしょう。
戦争の終わりによって急激に出生率が高くなった昭和22年〜24年頃の現象、これを第一次ベビーブームといいます。
約800万人が生まれたとされ、この年代を団塊の世代と呼びます。
合計特殊出生率も4以上あり、2006年の1.32の2倍以上あります。
現在先進国では、少子化問題を抱えていますが、フランスは例外です。
フランスの出生率は1.89(2003年)と、日本やドイツに比べて高い数字を維持しています。
フランスの出生率はなぜ高いのでしょうか。
戦後の悪質な犯罪急増に対応して「警察通報電話」が8大都市で昭和23年10月1日に設けられました。
東京では110番でしたが、関西で3都市は1110番で、昭和35年に統一されました。
なぜ110番という番号なのでしょうか。
番号を110番にしたのは、1の後に0を回すのが、間違いが少なく、覚えやすいという理由からだそうです。
110番通報すると、受理した係員が現場に警察官を急行させ、事件内容を詳しく聞きながら、その都度その内容を警察官に連絡しています。
こうすることで、いち早く警察官は現場に駆けつけることができるのです。
また、聴覚や言語に障害があり、緊急時に電話できない方のために、携帯電話を使った、文字入力により110番できるサイト「警視庁110番サイト」があります。
昭和23年9月にお年玉付郵便葉書に関する法律が作られ、24年末にはじめて、お年玉年賀ハガキが売り出されました。
賞品は特等ミシン、1等純毛洋服地、2等学童用グローブ、3等学童用こうもり傘、6等切手シートでした。
この頃から、切手シートがついていたんですね!
2008年、今年のお年玉賞品は、どのようなものでしょうか。
昭和25年1月、今までで最も高額の額面千円札が発行されました。表には聖徳太子、裏には法隆寺夢殿が描かれています。
現在、日本銀行券は全て国立印刷局で、貨幣は造幣局で作られています。
それでは、紙幣はどのように作られるのでしょうか。
原料は「みつまた」という植物です。
「みつまた」を刈り取り、湯気で蒸して皮をむきます。その後パルプ化し、すかしを入れて乾かします。
「工芸官」筆と絵の具を使ってお札のもとになる原図を描きます。
「工芸官」の中でも高い技術を持った人が原版に彫刻していきます。
こんにちは!今日は紅白歌合戦雛を紹介します。
みなさん、去年の紅白歌合戦はご覧になったでしょうか。
紅白は58回の歴史がありますが、最初はラジオ放送でした。
最初から大晦日に放送されたのではなく、1月3日に放送されていたんですよ。
大晦日に放送されるのは、第4回からのことです。
最初から、今と同じように、白組司会、赤組司会、総合司会が設けられていました。
男女、白組赤組に分かれて対抗するという図も当初からのものでした。
第1回は白組が優勝したそうです。
赤は情熱的でエネルギーを感じる色、生命力などを表します。
白は純真で潔白、平和、誠実なイメージを表します。
なぜ、最初の紅白歌合戦で男性が白組、女性が赤組になったかは謎ですが、平安時代の貴族の衣装を見てみると、男性は白い衣装が、女性は赤い衣装が多いのでその辺りからイメージがついているのかもしれませんね。
こんにちは!今日は‘君の名は雛’を紹介します。
1952年から54年まで放送された、NHKラジオドラマ。
放送時間の木曜夜8時半になると「女湯が空になる」という話が作られるほどの人気が出て、映画化もされました。
また、映画で主人公の真知子(岸恵子)が巻いたストールは「真知子巻き」として流行しました。
「真知子巻き」は変わり雛を見ていただくとわかるように、ストールを肩からぐるっと頭の上まで回してたらすというまき方。
岸恵子さんが撮影時、あまりの寒さにこの巻き方をし、それが撮影にも使われたということです。
「君の名は」は、男女の切ないすれ違いを描いています。
こんにちは!今日はテレビ開始雛の紹介です。
昭和28年2月1日にNHKが、8月28日には日本テレビ放送網がアナログ放送を開始しました。
テレビといえば視聴率ですが、視聴率はどのように調べられているのか、ご存知ですか?
視聴率の対象となるのはテレビ放送です。
実際にテレビをつけている状態を‘見ている’とします。
ビデオなどで「録画」した場合、視聴率に含まれません。
昔ある芸能人が、自分は見たい番組が2つあった場合、本当に見たい番組の方をビデオに録る、だから視聴率は当てにならないと言っていました。
確かに、そういう人も多いでしょうから、録画が視聴率に含まれないということも考慮に入れなくては、という感じです…といっても視聴率にしたら数パーセントの違いかもしれませんが…。
こんにちは!今日はお富さん雛を紹介します。
この年、春日八郎が歌った「お富さん」という歌が大ヒットしました。
歌舞伎の『与話情浮名横櫛』(よわなさけうきなのよこぐし)を題材にした「お富さん」は、宴会ソングとして人々に親しまれ、子供から大人まで多くの人に口ずさまれたようです。
では、歌のあらすじにもなる歌舞伎の内容を紹介します。
主人公の与三郎は、やくざの妾であったお富と恋に落ちますが、それが相手のやくざにばれ、その子分たちに切り刻まれてしまいます。
その後、与三郎は「切られ与三郎」として悪名を馳せ、お富はまた別の人の妾になります。