1954年(昭和29年)お富さん雛
こんにちは!今日はお富さん雛を紹介します。
この年、春日八郎が歌った「お富さん」という歌が大ヒットしました。
歌舞伎の『与話情浮名横櫛』(よわなさけうきなのよこぐし)を題材にした「お富さん」は、宴会ソングとして人々に親しまれ、子供から大人まで多くの人に口ずさまれたようです。
では、歌のあらすじにもなる歌舞伎の内容を紹介します。
主人公の与三郎は、やくざの妾であったお富と恋に落ちますが、それが相手のやくざにばれ、その子分たちに切り刻まれてしまいます。
その後、与三郎は「切られ与三郎」として悪名を馳せ、お富はまた別の人の妾になります。