「左近の桜、右近の橘」という言葉があります。
雛人形の桜橘を左右どちらに飾るか、この言葉で覚えた方も多い事でしょう。
これは京都御所の正殿「紫宸殿(ししんでん)」に習ったものです。
明治維新以降、天皇は東京の皇居に移動されましたが、それ以前は京都御所にお住まいでした。
真多呂人形ブログ
「左近の桜、右近の橘」という言葉があります。
雛人形の桜橘を左右どちらに飾るか、この言葉で覚えた方も多い事でしょう。
これは京都御所の正殿「紫宸殿(ししんでん)」に習ったものです。
明治維新以降、天皇は東京の皇居に移動されましたが、それ以前は京都御所にお住まいでした。
ふっくらとした子供顔がとても人気の三段飾り『芙蓉雛10人揃』です。
前回ご紹介した『芙蓉雛15人揃』同様、親王はじめ10人全員が子供顔。
満面に笑みをたたえているような、穏やかで愛らしい表情をしています。
お顔だけでなく、お人形の体全体にも丸みをもたせて、あどけない雰囲気をさらに高めています。
真多呂人形の雛人形をお求めいただいたお客様のお手紙をご紹介いたします!
初孫の健康と成長を願い、ひな人形を購入しました。
娘夫婦は、米国のインデイアナ州に住んでおり、昨年7月に生まれ対面できたのは1か月後でした。その後の成長ぶりは、写真やDVDでしか知り得ないのですが、その可愛らしさは遠く離れていても伝わってきています。
私どもも、世間の習いで、ひな人形をと思いはじめ、インターネットで真多呂人形のひな人形に出合ったわけです。とても気に入ったので、上野の真多呂人形会館を訪ね、「豊雅びなセット」を購入し、米国へ送ってあげたわけです。
娘は届けられたひな人形を箱から出して飾った時には、体が熱くなる程感動したと言っておりました。日本から遠く離れ、日本の伝統文化とは程遠い生活を送っていても「自分は日本人でその娘のsashya(サーシャ)も日本人の血を引く子で良かった」と実感し、改めて日本の伝統というものを考えて生活したいと言っていました。
大変良いおひな様を購入できたことに感謝しています。
ふっくらとした子供顔がとても人気の五段飾り『芙蓉雛15人揃』です。
親王をはじめ、三人官女や五楽人、随身、仕丁と、15人全員が子供顔。
満面に笑みをたたえているような、穏やかで愛らしい表情をしています。
お顔だけでなく、お人形の体全体にも丸みをもたせて、あどけない雰囲気をさらに高めています。
その名の通り、本金を正絹衣装に織り込んだ、贅沢でコンパクトな五段飾り『本金 天宝雛15人揃』です。
「やはり雛人形は華やかな段飾りが良い…」
「しかし飾るスペースはあまり取りたくない…」
という方にオススメしたい、間口55cmでお飾りいただける、コンパクトながらも本格的な15人飾りです。
お人形は、本金を正絹衣装に織り込んだ、実に贅沢できらびやかな作り。
年が明け、そろそろ本腰を入れて雛人形選びを始めようか…という方も多いでしょう。
雛人形は、お子様・お孫様の一生にひとつのお守り人形です。
ぜひ、納得のゆく雛人形をお選びくださいね。
さて今回は、雛人形選びのご参考までに、昨年度(2010年)の真多呂人形・雛人形人気ランキングをご紹介いたします。
男雛と女雛の並べ方に、二通りあるのをご存知でしょうか?
【京都含む西日本 … 古式】
左(向かって右)に男雛、右(向かって左)に女雛
【東京含む東日本 … 現代式】
右(向かって左)に男雛、左(向かって右)に女雛
江戸〜大正時代までは、全国的に古式の並べ方が行われていました。
現代式の並びが登場したのは、昭和になってからです。
ふっくらとしたお顔がとても可愛らしい、間口44センチでお飾りできるコンパクトな親王飾り『秀明雛』です。
今流行のシャンパンゴールドの衣裳を着た男雛と、袖口のかさねの衣裳が美しい女雛が特徴です。
女雛の着ている唐衣は、平安当時、位の高い人しか身につけることができなかった紫色です。
ふくよかで愛らしい顔に、ふっくらとした衣裳が、コンパクトなサイズと相まって、初々しさと可愛らしさを高めています。
真多呂人形フォトギャラリーでは、随時、雛人形の写真を公開しております。
雛人形の全商品写真を一気にまとめて見られる他に、「上品・クラシック」・「モダン・シンプル」等、雰囲気別に見ることができます。
フォトギャラリーの見どころは3点。
1)ホームページに掲載されていない写真が多数あり。
2)立体的に感じられ、飾った時のイメージを掴みやすい。
3)写真が大きいため、細かいところまで見える。
フォトギャラリーで、桃の節句のイメージを作ってみませんか?
真多呂人形の雛人形は、ふっくらとした気品ある顔立ちが特徴です。
満面に笑みをたたえているような穏やかな表情は、見る人の心を優しく和ませる雰囲気に仕上がっています。
今日はその中から、人気の幼い子供顔の雛人形をピックアップしてご紹介いたします。
まるで春らんまん、飾れば一足先に花盛りの季節が到来したかのような親王飾り『春華雛』です。
男雛の衣裳はパステルカラーの黄色が中心で、淡い緑の袖色と合わさって、新緑を連想させます。
また、銀色の糸を織り込むことで上品な輝きをプラス。
女雛は春の花の代名詞、桜や桃の花をあしらった艶やかな衣裳です。
春らしい色をテーマとした衣裳のグラデーションが、何ともうららかな雰囲気。
近年では、飾り場所や収納スペースをとらず、出し入れも簡単な収納式の雛人形の人気が高まっています。
飾り台がそのまま収納箱になり、セッティングも収納も簡単なのが特徴です。
「お雛さまの出し入れが面倒…」
「飾る場所、しまう場所が無い…」
とお考えの方に、オススメです。
写真の雛人形は「桜花立雛セット」です。
雛人形では、同じメーカー、同じ大きさの人形でも、大きく価格が違う事があります。
この価格差はどこからくるのか、疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。
本日は、ちょっと裏話的な話題ですが、この価格差の訳をご紹介したいと思います。
あどけないお顔、微笑んでいるかのような目元・口元…、実に幸せそうな表情をした、見る人まで笑顔にする親王飾り『弥生雛』です。
優しい色合いに花柄の映える華やかな衣装を着て、さり気なく花柄の入った親王台に座っている男雛と女雛。
二人の衣裳には金の糸を使用しているため、繊細で美しく、高級感と存在感を高めています。
雛祭りと言えば、雛人形に雪洞、あられ、桃の花、そして菱餅…
という事で、雛人形には「菱餅(ひしもち)」がセットになっている事が多いですね。
菱餅と言えば紅・白・緑の菱形のお餅ですが、この色形には、どんな意味や由来があるのでしょうか。
本日は菱餅についてご紹介いたします。
雛祭りの起源は、約1000年前の平安時代中期までさかのぼります。
歴史が長いだけに、非常に複雑で様々な由来や変遷があるのですが、ここでは一般的な雛祭りの由来と発展を、簡単にご紹介したいと思います。
お気づきでしょうか?
雛人形のページにある一番最初の写真に、「伝●」と描かれたマークが入っているものがあることを。
これは、伝統的工芸品を示すマークです。
日本古来の歴史と風土に育まれ受け継がれてきた生活用品の中でも、経済産業省制定の伝産法の規定を満たしたものが、伝統的工芸品として認定されます。
シンプルだからこそ雛人形が引き立つ、いつまでも飽きがこない王道スタイルの親王飾りが、今回ご紹介する『永鳳雛』です。
ボリュームのある男雛と女雛の存在感が、見る人を目を捉えてやまない、気品ある仕上がり。
女雛の衣裳は新緑を思わせる黄緑色の唐衣と、春らしいピンク色。
たっぷりとした袖口のグラデーションも美しく、たおやかな印象を織りなしています。